はじめに|生活費って、どう考えてる?
「収入 − 生活費 = 貯金(または投資)」という考え方は、多くの人が当たり前のように使っているお金の管理スタイルだと思います。
もちろんこれは間違っていません。 けれど僕は、少し違ったアプローチをしています。
僕の考え方は、**「収入 − 投資 = 生活費」**です。
このスタイルにしてから、お金の流れが整い、投資も継続しやすくなりました。 今日は、そんな僕の“生活費の考え方”と実際の収支バランスをシェアしていきます。
僕は「収入 − 投資 = 生活費」で考える
多くの人は、給料が入って、生活費に使い、余ったら投資や貯金…という流れだと思います。 でもそのやり方だと、「気づけば今月も使いすぎた」「全然貯まらない」が起きやすい。
そこで僕は、こう考えるようになりました。
投資は“生活費ではない”。
最初から“固定費”として先に差し引く。
たとえば、毎月15万円をインデックス投資に回すなら、 もうそれは「使えないお金」として扱います。
そして、残った金額で生活を組み立てる。
この考え方にすると、投資が習慣化され、逆に生活費を見直す力もついてきました。
実際の毎月の収支バランス(実例)
現在の僕の収入と支出は、だいたいこんな感じです:
また、生活費の中には、スマホ代やサブスクなどの月額固定費も含まれます。 毎月いくらの固定支出があるかを把握しておけば、 あとは食費や交際費などの変動費を、残った金額の中でやりくりすれば良いため、家計管理がとてもシンプルになります。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
手取り収入 | 約22万円 | 持ち株購入金や家賃は天引き済 |
投資積立額 | 約18万円 | 新NISA、仮想通貨などの積立 |
生活費 | 約4万円 | 食費、通信費、趣味、日用品など変動費を含む |
月単位ではなく、年単位でバランスを見る
もうひとつ意識していることがあります。 それは「月々の収支」だけでなく、「年単位の収支」でお金の流れを捉えることです。
たとえば、6月や12月のボーナス時期にしっかりプラスにできれば、 それ以外の月は多少の赤字(月3万円程度)になっても問題ないと考えています。
このような考え方ができるのは、定期収入がある会社員ならでは。 安定した月給とボーナスが見込めるからこそ、年間でトータルが黒字であればOKという柔軟なバランス感覚が持てます。
**「年単位でプラマイゼロ(または黒字)ならOK」**という視点を持つことで、 日々の出費や収入の波に振り回されずに済みます。
よく聞かれること:4万円の生活費って足りるの?
僕は一人暮らしですが、自炊を基本にすることで食費はかなり抑えられます。 また、無駄な服やモノは買いません。たとえ物を買うとしても、それが「欲しい」からではなく、「必要」だから買う、という判断基準を持っています。
この考え方にすると、生活費が少なくても十分やっていけるようになりますし、自分にとって本当に価値のある支出に絞れるようになっていきます。
僕の生活費内訳(目安)
項目 | 金額(円) |
食費 | 15,000 |
通信費(スマホ・ネット) | 5,000 |
サブスク | 2,000 |
交通費・交際費 | 10,000 |
その他(日用品など) | 8,000 |
合計 | 40,000 |
投資を始めて生活が変わった話
社会人になったばかりの頃、僕は自分の支出にまったく無頓着でした。 コンビニで1日1,500円以上使うのは当たり前、給料が入るたびに服やブランド品、最新のガジェットなど“目新しさ”に飛びついて浪費していました。
でも、投資に興味を持ったことをきっかけに「このままではまずい」と危機感を覚えたんです。 それ以来、生活費を見直すようになり、お金の使い方そのものが変わりました。
生活費は“節約”というより、“最適化”するもの。 そう思えるようになってから、貯金も増え、何よりお金に対するストレスが減りました。
この考え方にしてよかったこと・苦労したこと
よかったこと:
- 投資のブレがなくなった
- 毎月「投資はできた」という安心感
- 生活費の見直しポイントが明確になる
大変だったこと:
- 最初は生活費がキツく感じた
- 急な出費に対応するため、生活防衛資金(現金50万円)を別で確保する必要があった
でも、習慣化すると本当にラクになります。
まとめ|「生活費は余り」ではなく「残りで生活する」
「収入 − 投資 = 生活費」という考え方は、 いわば、“未来の自分に先にお金を払っておく”ような感覚です。
最初は少しハードルがあるかもしれませんが、 この習慣があると、資産形成がグッと安定してきます。
✔ 月単位では多少バランスが崩れてもOK
✔ 大事なのは「年間で投資が続いている」「生活が破綻していない」こと
「投資が余り」になっていませんか?
未来の自分を優先したお金の使い方、一緒に試してみませんか。
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